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2022/01/07

コロナ禍2年「天の門」が伝えたいメッセージ-その1

  • 2022年新型墓石「天の門」コンセプトをあらためて

    昨年末に発表しました、新型墓石「天の門」 なぜこのデザインなのか? なぜ「天の門」という商品名なのか? 発表から1か月、様々なお声を頂きましたので、あらためてご説明したいと思います。
  • 新しい生活様式

    コロナ禍2年目を過ぎて

    コロナ禍に入ってからの2年間、 移動が制限されて経済活動が止まり、人々だけでなく家族同士でさえも交流が難しくなる。 それが全世界で同時に発生するという未曾有の体験になりました。 まだ以前の状態に戻ったとは言い難い社会情勢ではありますが、ワクチン接種の効果などで少しずつ前進してきているようです。 この度の墓石にはコロナ禍に対して何らかのメッセージを込めたデザインにしたいとコンセプトを試行錯誤する中で、私たちはよく知られている日本神話に今の社会状況が似ているのではないかと気づきました。
  • 天岩戸伝説とは…

    日本神話の主神、天照大神(アマテラス)は、弟の建速須佐之男(スサノオ)の暴れぶりに嘆き悲しみ洞窟に入ってしまいます。
  • 太陽神でもある天照大神が入り口を大きな岩で塞いで閉じ籠もってしまったので、世界は暗黒に包まれ、災いが起こるようになってしまいました。困った八百万の神々は岩の前に集まり、話し合います。鶏を鳴かせたり踊ったりして、天照大神の気を引きます。
  • 八百万の神々が計画した通り、外の様子を不思議に思った天照大神が天岩戸を少し開けて外を伺っていたところを、力持ちの神が岩を取り去り、天照大神の手を取って外へ引き出すことに成功。 天照大神の輝きで再び世の中に明るさが戻ってきたという有名な伝説です。
  • コロナ禍の今に天岩戸伝説を重ねて

    「天岩戸伝説」が伝わる神社や場所は日本各地にあります。 これはあくまで想像ですが、その地域で疫病や戦乱など苦難に見舞われた時、この伝説を地元の神社や場所に重ね合わせて願掛けしてきたことで、いつしか各地に天岩戸ができたのではないでしょうか。 こうした、太陽神にまつわる神話は日本だけではなくアジア各地にも伝わっているらしく、私達は暗闇を払い世の中に光を取り戻すというストーリーを困難に直面した時ほど求めているのではないかと思われました。
  • お参りするー「天の門」を開けて平穏な日を祈る

    家族の歴史の中でも様々な困難に直面します。だからこそ、神仏に祈ると同じように、お墓参りの際にも先祖にお願いをしたり、語りかけるのはごく自然なことです。 先祖とともに平穏な暮らしが戻ることを祈る墓石というコンセプトがここで決まりました。 「天の門」のデザインについてはこちら。