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2018/03/01

お墓ディレクター1級試験を受験しました

  • 試験後、日本石材工業新聞に問題と解答が掲載されていました。正誤問題は…まずまず。

    受験のきっかけ

    3月に入りました。WEB・販促担当の河村です。
    今月中旬に一般社団法人日本石材産業協会が主催する、お墓ディレクター試験の合否発表があります。私は昨年の2級受験(無事合格)に続き、今年は1級に挑戦してきました。
    私は、お墓のデザインに携わって十数年になりますが、石のお墓の存在意義を問われている今、一般の方に分かりやすく伝わるように、お墓の知識をもう一度ゼロの状態から学んでみようと思ったのが始まりです。
    また、石材店様を通して一般の方にお渡しする販促物の製作も弊社で手掛けさせていただくことが増えておりますが、それを手にされる方の想いにも、この受験を機会に学ぶことで向き合うことができれば思いました。
  • 「お墓の教科書」に載っている、読めない、分からない仏教用語を辞典の中に見つけるとホッとします。

    手始めは仏教用語の解読から

    というスタートだったのですが、「受験」という体験は二十年以上ブランクがあり、更に日常的にお墓の現場にいない私にとっては、日本石材産業協会指定テキスト「お墓の教科書」に出てくる仏教用語の中には何と読むのか分からないものが多々あり、それが何を意味するのかも分からない…という壁が立ちはだかっていました。そんな私の勉強方法はこんな感じでした。
    ○音読してみて、読めない宗教用語をネットや図書館の辞典で調べる
    ○自分の音読をボイスレコーダーで録音し、通勤中の電車内で繰り返し聞く
    ○記述試験対策として、例えば「墓埋法とは?」「浄土宗とは?」など自問自答してまとめておく
    自分の脳ミソが足りないということで行き着いた方法ですが、これ、ものすごく手間がかかりました。とても人におススメできるような勉強法ではないです。(受験を考えていらっしゃる方、ごめんなさい)
  • この3冊をよくセットで持ち歩いていました。

    墓石の仕事を別の角度から見つめる時間

    久しぶりの受験勉強は大変ではありましたが、こうした一連の作業を繰り返していくと、合格目的だけでなく「お墓とは?」、「死とは?」、「石とは?」、「宗教とは?」…そんなことを真正面から考えることが出来た、とても有意義な時間に変わっていきました。
    試験の手ごたえとしては五分五分といったところでしょうか。ドキドキしながら結果を待ちたいと思います。